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ネット・メディア・ウォッチャーのアンテナに引っかかった、時事、社会、デザインの話題を。英文記事中心。

フランスがイスラム過激派に狙われる5つの理由

フランスは18ヶ月の間に3つの大規模なテロ攻撃を経験した。ジャーナリストや市民をターゲットにした卑劣な行いであり、いかなるテロも正当化出来ないし、テロリストがいかなる苦悩があったとしても一切同情することはできない。

しかしなぜフランスばかり狙われるのか?France 24では以下の5つのポイントを挙げている。

1.対テロ戦争

アメリカの主導する、イラクやシリアでのIS空爆作戦に2番目に大きい貢献をしているし、オランド大統領はニースのテロ後にも新たに戦闘機を派遣することをアナウンスした。

2.厳格なライシズム(世俗主義)

フランスは法律でムスリムが学校や公共の場でベール(ヒジャブ)で顔を覆うことを禁じている。また、シャルリー・エブドの事件のように、言論の自由を根拠に宗教に関する批判も行われている。

3.ソーシャル・アパルトヘイト

フランスでは欧州でも最大級の500万人ものムスリムが生活している。その多くは北アフリカの植民地からの移民である。彼らは移民の3世や4世であっても、未だに仕事の選考の時には差別を受け、都市の郊外の移民街に「隔離」されている。実際に若年層の40%が仕事についていない。

 

4.ホームグロウン・テロリストたち

600人ものフランス人がイラクやシリアでISに参加している。

 

5.弱体化した政府

欧米でもっともテロリズムへの脅威に苛まれているフランスだが、現政権は2017年の大統領選挙に浮き足立っている。オランドは近年でもっとも不人気な大統領のうちの1人であるからだ。

 

私が以上の点につけ加えるなら、シェンゲン条約による移動の自由もまたテロリスト達の移動を容易にしているだろうし、失敗国家ベルギーが隣国だということもある程度影響しているかと思う。

 

http://www.france24.com/en/20160716-five-reasons-why-france-prime-target-jihadists?ref=tw_i

 

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現代思想 2015年3月臨時増刊号 総特集◎シャルリ・エブド襲撃/イスラム国人質事件の衝撃

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